白い街の小さな花

白い街?名古屋在住のアラカンカメラ女子(き)が、 ミラーレス片手に自分探しの真っ最中です♪ 花が好き♥なので、季節の花の写真ばかりですが、 見ていただけたら励みになります♪よろしくお願いします♪

カテゴリ:俳写 >

231125



命日に父母の行きつけ冬隣
【めいにちにふぼのいきつけふゆどなり】


祖母の月命日には祖母の好きだったお店へ
父母は通っていた。
黙ってていても薬のお水を出してくれるほど
馴染みの店員さんもいた。
わたしも何度か一緒に行ったお店へ
数年ぶりに訪れた。
味も変わらず、店員さんも健在だったが、
そこには父母の姿はない。。。





231017



朗々と詩吟のけいこ金木犀
【ろうろうとしぎんのけいこきんもくせい】




お散歩中、キンモクセイの香りにふと立ち止まったら
家の中から詩吟が聞こえてきました♪
よそのお宅の写真を撮るわけにはいかないので
金木犀の写真は公園で撮りました(^_^)v





230929



名月や一瞥の女子高生よ
【めいげつやいちべつのじょしこうせいよ】



買い物帰りの信号待ちでふと見た東の空に
中秋の満月が大きく綺麗に輝いていた
朝はちゃんと一眼で撮ろうと思っていたのに
結局スマホでしか撮ることが出来なかった
信号待ちの隣にいたJKが私の
「月が綺麗。。。」のつぶやきに
一瞥したかな?ほぼ無視(笑)

思えば自分が女学生の頃
月が満ちていようが欠けていようが
気にもしていなかったっけ(笑)

月や花が気になるのは
歳を取ったって事なのね。。。
次の中秋の満月は7年後だそうです
見られるかな?






221012



特売の花を寄せ植え秋うらら
【とくばいのはなをよせうえあきうらら】




寒暖差がすごい毎日。。。
身体もココロもついて行かれません。。。
でも。。。お天気が良いと気分が上向きになりますね (^_^)v



221007



秋灯す並んだ座椅子主なし
【あきともすならんだざいすあるじなし】



日が短くなったな。。。
母の好きだった「水戸黄門」が終わる頃には
母の部屋は薄暗い。。。

明かりをつけて、母の椅子に座ってみる。。。
父亡き後、母はどんな想いで
父の椅子を見ていたんだろう。。。
今の私と同じ想いだろうか。。。
もう聞くことは出来ない。。。

生前向かい合っていた椅子は。。。
今は仏壇に向かって、静かに並んでいる。。。








220812


鶏頭の十四五本もありぬべし
【けいとうのじゅうしごほんもありぬべし】

これは、正岡子規の俳句。
「鶏頭が十四、五本もあるに違いない」ほどの意味で、
一般に病に臥せていた子規が病床から
庭先の鶏頭を詠んだ句だと考えられている
(ウィキペディアより)



奇跡とかシンクロニシティとか。。。
父が亡くなってから
不思議ことが次々に起きる気がする。。。

ご先祖様なのか、父なのか。。。
果たして母自身なのか。。。

210915



露草は久谷の青に供養花
【つゆくさはくたにのあおにくようばな】





つゆくさが咲いているのを見た時、
昔、北陸のお土産で買ってきた
久谷焼きの一輪挿しを思い出した。。。
陶芸好きの父だから捨ててないはず。。。
戸棚の隅に見つけた時は嬉しかったな。。。



200829




秋暑しみどりごの写メ拡散し
【あきあつしみどりごのしゃめかくさんし】




特別な夏だから。。。
配偶者さえ産院に立ち入ることも出来ず、
案ずる中、ひとりで出産(*^^)v
無事出産の一報は、家族LINEで来ました。
その日のうちに写真が親戚中に拡散しました。

とりあえず、無事ばぁばになりました(笑)

ご無沙汰しています。
皆さま、夏の疲れは出ていませんか?

台風19号の影響で少し暑さが緩んだある日、
実家を訪ねると、縁側で古い書類や郵便物を仕分けしている
父の背中が怒ってるのに小さく見えて。。。

オロオロしている母を尻目に
「調子はどう?」と声をかけると、
「おお、身辺整理しとる」と言いつつ向き直り
いつもの昔話を話し始めた父は、
笑ったり、また思い出したように怒ったり。。。

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秋涼や居間を背に終活の父
【しゅうりょうやいまをせにしゅうかつのちち】

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空、黄葉コントラストの美、共演
【そら、もみじコントラストのび、きょうえん】

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